eternal〜守りし者〜
『急ぎ城へッ!急所は外しているが、おそらく傷は深い。一刻も早く止血せねば鈴が危ない。』
佐護路は鈴を抱えて籠に乗せると男達に代わり籠を担ごうとした。そして、呆然とする将季に大声で喝を入れた。
『殿ッ!急がねば鈴を失いますぞッ!』
その声に正気を取り戻した将季は佐護路の後ろに回り鈴を乗せた籠を担いだ。
2人は急ぎ城へと向かった。後ろから追い掛ける男達は籠を担ぎ走る2人に驚く程差を付けられてしまった。
佐護路も将季も必死だった…。
ようやく城が見えてくると佐護路は叫んだ。
『急ぎおさじをッ!!おさじを呼べッ!!』
それを聞いた門番は慌てて城内に伝達した。
籠から下ろした鈴を担いで将季が城内へ駆け上がると、肩から血を流す鈴に女中達は目を疑った。その内の1人が急ぎ空我の元へと向かった。
やっと、大季が眠った所だというのに、慌しく近付く足音に空我は思わず廊下に出た。
『何事だッ!?』
『失礼致しますッ!殿が急ぎ城に戻られッ…鈴様がッ…肩から血を流し担ぎ込まれましたッ…!』
空我は言葉を失い、慌てて廊下を駆け出した。
『……鈴様が………。この子を頼む。』
『はいッ!』
『それと、この事はまだ若君達には…いいですね。』
『分かりました。』
紗江は女中に眠る大季を託すと急ぎ空我の後を追った。城内には直ぐおさじが駆け付け鈴の治療にあたった。
佐護路は鈴を抱えて籠に乗せると男達に代わり籠を担ごうとした。そして、呆然とする将季に大声で喝を入れた。
『殿ッ!急がねば鈴を失いますぞッ!』
その声に正気を取り戻した将季は佐護路の後ろに回り鈴を乗せた籠を担いだ。
2人は急ぎ城へと向かった。後ろから追い掛ける男達は籠を担ぎ走る2人に驚く程差を付けられてしまった。
佐護路も将季も必死だった…。
ようやく城が見えてくると佐護路は叫んだ。
『急ぎおさじをッ!!おさじを呼べッ!!』
それを聞いた門番は慌てて城内に伝達した。
籠から下ろした鈴を担いで将季が城内へ駆け上がると、肩から血を流す鈴に女中達は目を疑った。その内の1人が急ぎ空我の元へと向かった。
やっと、大季が眠った所だというのに、慌しく近付く足音に空我は思わず廊下に出た。
『何事だッ!?』
『失礼致しますッ!殿が急ぎ城に戻られッ…鈴様がッ…肩から血を流し担ぎ込まれましたッ…!』
空我は言葉を失い、慌てて廊下を駆け出した。
『……鈴様が………。この子を頼む。』
『はいッ!』
『それと、この事はまだ若君達には…いいですね。』
『分かりました。』
紗江は女中に眠る大季を託すと急ぎ空我の後を追った。城内には直ぐおさじが駆け付け鈴の治療にあたった。