eternal〜守りし者〜
部屋の外で待つ佐護路に空我は駆け寄った。
『何があったのです!?』
『声を荒げるな空我。』
佐護路は取り乱す空我の目をジッと見た。
『克徳の妻が殿のお命を狙った…鈴は殿をお守りしたまで。出血さえ食い止めれば助かるはずじゃ。』
『…克徳の…妻……。』
『詳しい事は後だ…お前は殿を案じてやれ。だいぶ滅入ってる。』
『……殿は?』
『おさじが部屋を出ろと申しても、鈴の側から離れようとせん。』
閉ざされた部屋の襖を見つめる佐護路。
それを同じく見つめる空我の拳はキツく握られ震えていた。紗江がその拳を両手で優しく包見込んだ。
『きっと助かります…。どうか…ご自分を責めないで下さいませ…。師匠も…今は祈りましょう。』
紗江は、2人の気持ちを察して案じたのだ。
佐護路は唇を噛み締めた。
そこへ権蔵が駆け寄ると、紗江はお涼達の元へ向かった。
庭で紙風船を飛ばし笑い声を上げる将呼達…。
『…あッ!!紗江じゃ!』
沙莉が紗江に気付くと駆け寄って来た。
大季も抱かず1人で現れた紗江の顔に違和感を感じたお涼は紙風船を飛ばす手を止めた。
『…どうかしたのか…?』
そんなお涼に紗江は笑顔で振る舞った。将呼達に不安を与えぬ様…その心を悟られまいと…懸命に笑を作った。
『何があったのです!?』
『声を荒げるな空我。』
佐護路は取り乱す空我の目をジッと見た。
『克徳の妻が殿のお命を狙った…鈴は殿をお守りしたまで。出血さえ食い止めれば助かるはずじゃ。』
『…克徳の…妻……。』
『詳しい事は後だ…お前は殿を案じてやれ。だいぶ滅入ってる。』
『……殿は?』
『おさじが部屋を出ろと申しても、鈴の側から離れようとせん。』
閉ざされた部屋の襖を見つめる佐護路。
それを同じく見つめる空我の拳はキツく握られ震えていた。紗江がその拳を両手で優しく包見込んだ。
『きっと助かります…。どうか…ご自分を責めないで下さいませ…。師匠も…今は祈りましょう。』
紗江は、2人の気持ちを察して案じたのだ。
佐護路は唇を噛み締めた。
そこへ権蔵が駆け寄ると、紗江はお涼達の元へ向かった。
庭で紙風船を飛ばし笑い声を上げる将呼達…。
『…あッ!!紗江じゃ!』
沙莉が紗江に気付くと駆け寄って来た。
大季も抱かず1人で現れた紗江の顔に違和感を感じたお涼は紙風船を飛ばす手を止めた。
『…どうかしたのか…?』
そんなお涼に紗江は笑顔で振る舞った。将呼達に不安を与えぬ様…その心を悟られまいと…懸命に笑を作った。