eternal〜守りし者〜
『失礼致します。』
おさじが鈴の部屋の襖を開け、側に行くと笑みを浮かべ穏やかに眠る鈴を驚かせぬ様にと、静かに声を掛けた。
『鈴様…鈴様…す…。』
おさじは直ぐに鈴の脈を取った。
『…なんと…………。』
おさじは直ぐに将季を呼ぶよう指示を出した。
女中は城中を駆け巡った。将季、空我、紗江、お涼、佐護路、権蔵…それぞれにそれを伝えた。
将季が急ぎ鈴の元へと向かうと、それを追って空我と紗江が、大季の側を離れられぬお涼は将季を追いかける将呼を引き止めた。
『母上に何があったのじゃ!?離せお涼!』
将呼は父の唯ならぬ様子にいてもたってもいられず、後を追って来たのだ。
『父上は母上の所に行ったのか?』
沙莉もまた兄の後を追って来た。
お涼は将呼と沙莉をキツく抱きしめた。
『何じゃ!?何があったのじゃ!?』
将呼は今にも泣きそうな声を上げた。
『…2人共、お心を強く持たれよッ!母上の元へ行かれるのは今暫し待たれッ…涼がッ…涼が付いておるから…今暫し、今暫しじゃ…。』
涙を流すお涼に、将呼は何かを悟った。そして泣いた。沙莉は、お涼の頬と将呼の頬を順に拭って言った。
『泣かないで…。』
おさじが鈴の部屋の襖を開け、側に行くと笑みを浮かべ穏やかに眠る鈴を驚かせぬ様にと、静かに声を掛けた。
『鈴様…鈴様…す…。』
おさじは直ぐに鈴の脈を取った。
『…なんと…………。』
おさじは直ぐに将季を呼ぶよう指示を出した。
女中は城中を駆け巡った。将季、空我、紗江、お涼、佐護路、権蔵…それぞれにそれを伝えた。
将季が急ぎ鈴の元へと向かうと、それを追って空我と紗江が、大季の側を離れられぬお涼は将季を追いかける将呼を引き止めた。
『母上に何があったのじゃ!?離せお涼!』
将呼は父の唯ならぬ様子にいてもたってもいられず、後を追って来たのだ。
『父上は母上の所に行ったのか?』
沙莉もまた兄の後を追って来た。
お涼は将呼と沙莉をキツく抱きしめた。
『何じゃ!?何があったのじゃ!?』
将呼は今にも泣きそうな声を上げた。
『…2人共、お心を強く持たれよッ!母上の元へ行かれるのは今暫し待たれッ…涼がッ…涼が付いておるから…今暫し、今暫しじゃ…。』
涙を流すお涼に、将呼は何かを悟った。そして泣いた。沙莉は、お涼の頬と将呼の頬を順に拭って言った。
『泣かないで…。』