eternal〜守りし者〜
『……お前達の母は眠っておる。もう…起きる事は無い……。きちんと、お別れをしてやれるか…?』
将呼はグッと涙を堪え1人部屋の中へと入って行った。沙莉はよく分かって無い様に見えたがギュッと将季に寄り添った。将季は沙莉を抱きしめながら息子の後ろ姿を見守った。中に居た空我も、共にそれを見守った。
将呼はスッと鈴の元へ座ると掛けられた布団を両手でギュッと掴み母の胸元に顔を埋め声を殺して泣いた。その姿に空我は涙が止まらなかった。将季は沙莉を抱え中に入ると将呼の横に座り自分の隣に沙莉を座らせた。すると、沙莉も兄を真似る様に鈴の身体に顔を埋め泣き出した。将季は幼いなりに、母の死を受け入れ泣く我が子の背中に手を当てて静かに涙を流した。そうする事で、この悲しみを子供達と少しでも分け合いたいと思ったからだ。
心配したお涼も部屋の前まで来てそれを目にし、廊下に座ると両手を付いて鈴に深く頭を下げた。紗江もまた、大季を抱え鈴の部屋の前に来てお涼の隣に座った。
『この子にもお別れをさせてあげたくて…部屋でジッとなどしてられませんでした…。』
お涼は顔を上げると、涙を拭いながら頷いた。
知らせを受け法願寺から駆け付けた蔵茉は驚きを隠せずにいたが鈴の顔を見て目頭を熱くした。
将呼はグッと涙を堪え1人部屋の中へと入って行った。沙莉はよく分かって無い様に見えたがギュッと将季に寄り添った。将季は沙莉を抱きしめながら息子の後ろ姿を見守った。中に居た空我も、共にそれを見守った。
将呼はスッと鈴の元へ座ると掛けられた布団を両手でギュッと掴み母の胸元に顔を埋め声を殺して泣いた。その姿に空我は涙が止まらなかった。将季は沙莉を抱え中に入ると将呼の横に座り自分の隣に沙莉を座らせた。すると、沙莉も兄を真似る様に鈴の身体に顔を埋め泣き出した。将季は幼いなりに、母の死を受け入れ泣く我が子の背中に手を当てて静かに涙を流した。そうする事で、この悲しみを子供達と少しでも分け合いたいと思ったからだ。
心配したお涼も部屋の前まで来てそれを目にし、廊下に座ると両手を付いて鈴に深く頭を下げた。紗江もまた、大季を抱え鈴の部屋の前に来てお涼の隣に座った。
『この子にもお別れをさせてあげたくて…部屋でジッとなどしてられませんでした…。』
お涼は顔を上げると、涙を拭いながら頷いた。
知らせを受け法願寺から駆け付けた蔵茉は驚きを隠せずにいたが鈴の顔を見て目頭を熱くした。