eternal〜守りし者〜
鈴の顔を見るや否や、お凛は鈴に抱き付いた。

『良かった。鈴…よく戻ってくれた。』

『お約束致しました。必ず戻ると。将季様もご無事に御座います。』

『2人が無事で…ホント良かった…。』

『宴の隙を見てこちらへ参りました。直ぐに戻らねばなりません。明け方にはお凛様のお側に。』

『いいのです。無事に同じ城の中に居ると分かればそれで十分。さぁ、戻りなさい。』

お凛は笑顔で鈴の背中を押した。


鈴が宴に戻ると酒に弱い空我が外で夜風に当たっていた。

『…空我?大丈夫?』

下を向いて座っていた空我は目を閉じたまま身体を起こした。

『えっ?寝てるの?起きてんの?おーい?』

『鈴〜。楽しかったな〜。』

『もぉ〜酔い過ぎ。ってか空我お酒弱いんだね!空我にも弱点てあるんだ〜!』

『ははっ。弱点?無いと思ってたのか?』

『うん。他にあるの?』

『あるよ!大有りだよ!何が悪い?』

『悪いなんて言ってない。私でもまだ空我の知らない所あるんだな〜って思っただけ。』

『はははっ。お前は何にも知んねぇ〜よ。俺の事もアイツの事も…全然分かって無いから。』

また訳の分からない事を言い出した。
鈴はそう思っていた。

『はい。はい。ホント好きよね。2人だけの秘密ってやつ。水持って来るから待ってて!』
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