屋上海月 〜オクジョウクラゲ〜
新宿駅前
移動して来たのは
編集作業の為に
池上が篭っていたホテル
階下には、通勤する人々の姿
「 ――― あ〜 も〜ッ!驚いたァ!
あたし、警察の手入れなんて始めて!
結局なんだったの?!あれ!! 」
「 私だって初よォ
そうそう!それがね?
さっきケイコと連絡取れて
ちょっとだけ話聞いたんだけど
クロかったのは、隣の店だって!
誰かのタレコミっぽいわよね
だって私、あそこの地下に
店あったなんて知らなかったもの〜 」
「 去年くらいからかしら…
たま〜に人が出入りしてるのは
見た事あるし、知ってたけど
一度も挨拶に来ないしさぁ
な〜んか、流儀なってないなあって
ちょっと思ってたんだけどぉ 」
「 にしても〜
逃げる時間稼ぎに
店にクルマ突っ込ませるとか過激よ!!
野蛮すぎる!」
「 あずるぅ…ゴメンねえ…?
あんの糞野郎どもォ!
せっかくのお祝いの席だったのに!」