世界No.1の総長と一輪の花 エイプリルフール特別編



声や整った顔、それは私がよく知る夜瀬詩優そのもの。
だけど、髪は金色で、ワックスか何かを使ったのかいつもよりも髪がツンツン立っている。




な、なんで……髪が……き、金髪……?
あ、もしかして…私の目がおかしくなった…?







目の前の光景が信じられなくて目を擦った。
何回も何回も。




それからゆっくり目を開けてみたけれど…
目の前の彼の髪色は金色のまま。




続いて自分の頬を強くつねってみる。
……けれど痛みがあって。やっぱり、詩優の髪色は金色。




私の目がおかしくなったわけではない。
だとしたら……




詩優は……そ、染めたの!?




「あれ?花莉は髪染めてねぇの?」




私が口を開く前にそう言った彼。




「へ…?」




と思わず間抜けな声が漏れる私。




「金髪、お揃いだと思ったんだけどな」




彼は少し残念そうに言ってから、私の横を通り……すたすたと歩いてリビングに向かっていく。


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