『先生の色』〜桜の下で始まった恋は、色を変える〜
「じゃあ、そろそろ帰ろっか」
友香が言って私達は席を立った
「次の美術も
立花さんの隣に座っていい?」
小林くんに言われた
私が戸惑っていると
「菫の邪魔したら
小林の好きな人、バラすからね!」
友香が言った
「オマエ…言ったら、ころす」
小林くんは長い腕を
友香の首に巻き付けた
友香と小林くん
お似合いなのにな…
私、邪魔者だったかな…
そんなふうに二人を見ながら
私は笑った