『先生の色』〜桜の下で始まった恋は、色を変える〜

梅雨が開けて暑い日が続いた


もぉすぐ夏休み



帰りも日が長くなって
学校から出ると、まだ少し明るかった




「暑いからアイス食べて帰ろ!」

友香が言った



「いーねー!
じゃあ、友香のおごりね」

小林くんが言った



「あ!私、忘れ物!」


美術室に数学の課題を忘れてきてしまった



「ごめん、先に行ってて!」



私は学校に急いで戻った




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