二度と戻らないあの日
第2章


「緊張する」

変じゃないよね?

遊助「あっゆめの!」
「なんか私服もいいね!」
遊助「ゆめのはいつもと雰囲気違うね」
「えっ変かな?」
遊助「似合ってるよ!」

プルプルプルプルプルプル
遊助「ごめん!」
「いいよ」
遊助「咲?なに?」

彼女いるのかな、まぁそりゃカッコイイもんね。

遊助「夜、電話するからさ、うん、そのときね」

「彼女さん?」
遊助「違うよ‪w友達だよ、彼女いたらゆめのと出掛けないでしょ?」
「確かにそうだね!」

遊助「映画早く行こ!」
「うん!」


終わり


「うぅぅぅ感動した。」
遊助「涙ですぎ‪w‪w」
「あはは、でも面白かった。」
遊助「だね、もう5時か、帰る?」
「もうちょっと一緒に居たいです。」
遊助「ゆめのそんな事言えるんだね!いいよ!」
「あっでも電話大丈夫?」
遊助「あッ咲の事?」
「うん。」
遊助「毎日電話してるから、」
「そうなんだ。」

もう自分が嫌になりそう。他の女と話さないで欲しい、電話してほしくない。私最低だ。性格悪すぎる。
遊助「泣きそうだけど」
「もう、、バカ」
遊助「えっ?」
「あの、祭り一緒に行ってくれませんか?」
遊助「祭り?」
「うん。6月の終わりにあるんだけど、」
遊助「いいよ、行こっか、」
「わがまま言っていいですか?」
遊助「うん。」
「私とも電話してほしいです。」
遊助「そんなこと?笑いいに決まってるじゃん!!いつでもかけていいよ。」
「ほんとに優しいな。遊助は。」
遊助「ありがとう!」

「プリクラ撮りたい!」
遊助「マジで?‪w‪w」
「思い出がほしい。」
遊助「いいよ、1枚だけね。」
「ほんとにありがとうございます!!」

遊助「顔めちゃくちゃ変わってる!面白い!笑」
「遠回しに私のことブスって言ってるよね!‪w」
遊助「違うよ‪wでも俺はそのままのゆめのが好きかな。」
ドキッ
「照れるわ‪w‪w私はどっちもいいと思うな、だってどっちもかっこいいから!」

遊助「じゃそろそろ行くか!」
「うん。ありがとう。すごい楽しかった。なんかごめんね。私のわがまま聞いてくれて。」
遊助「もう謝るの禁止!謝りすぎだよ‪w‪wまた電話する。気をつけて帰ってね!」
「ありがとう!また月曜日ね!」

あぁ〜楽しかったな。かっこよかったな。

帰り道

恵「えっゆめの?」
「あっ恵」
恵「珍しいじゃん1人でこの時間って」
「映画見てきたの、」
恵「誰と?美和とか?」
「同じクラスの山村遊助っていう人。知らない?」
恵「あっイケメンの人ね、付き合ってるの?」
「ううん、付き合ってないよ、」
恵「でも好きなんだろ?」
「えっそ、そそそんなことないよ、」
恵「焦りすぎ‪wそんなことあるだろ?後悔しないうちに告れよ!」
「頑張る!」
恵「ほら、認めたじゃん」
「ほんとに恵は見抜くのが上手いよね」
恵「幼馴染だからな!じゃあな!」
「うん!」

恵「まじか。あんな顔みたら勝ち目ないな。」


「もしもし?」
遊助「無事ついた?」
「うん!着いたよ!」
遊助「よかった!俺は今歩いてる途中。」
「遊助気をつけてね?イケメンだから女の子に攫われる!」
遊助「そんな弱くないよ‪w俺も男だしね。」

「なんかありがとうね。楽しかったよ。」
遊助「こちらこそ!あっ着いた」
「じゃ月曜日ね!おやすみ」
遊助「おやすみ。」

あぁ。ほんとに好きなんだ。ありえない。一目惚れだ。出会って1週間なのに、ここまで思ってるとかまじですごい。こんなに電話してくれて遊んでくれるって少しは期待していいのかな?


月曜日


らら「もうー!会いたかったよー!どうだった!?」
「すごい楽しかった!もうかっこよかった!」
ねね「今日来てなくない?」
美和「確かに…」
「少しショックだな。」
らら「まぁやめたりしてるわけじゃないしさ!」

優斗「なぁゆめの、」
「ん?どうしたの?」
優斗「マネージャーやってくれない?」
「あーごめん!できないかな、ほんとにごめんね!部活がんはれ!」

海斗「もっとアタックしないとダメでしょ」

あれからフェスも終わったのに結局学校来なかった。

「もしもし?」
遊助「ごめん!今度祭り行く時なんか買ってあげる!許して!」
「わかったよ‪w絶対ね!」
遊助「男に二言はない!」
「ありがとう!」

祭りの日に告白しようかな。
ほんとに好きだな。
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