twilight sinfonia
目をキラキラさせる瑠南。
そんなに発注したかった理由はよくわからないけど、とにかく嬉しそうだからよし。


「俺からはお願い」


と、横やり。お肉を頬張る快斗。


「どうしました」
「明後日夜11時から配信部屋借りていい?歌い手時代の友達とゲーム配信する」
「あー、了解。グループとしては問題ない」


他からも異論は上がらないから多分いいんだ思う。
まぁ部屋にパソコン置いてるメンバーもいるし、大抵はそっちで間に合うと。


「……琉星〜。明後日遊びに行こ?」


……どうやら快斗の相手は女の子らしい。
深優の顔に笑みがゼロ。目が笑ってない。
ホルモンはなくなった。


「いいよ〜全然」


なんなら添い寝まで付き合うよ〜、なんでふざけて言うと、快斗の方が怖い顔になったからこれ以上危ないことは言わないことにした。


そんな2人を、主に深優の方を、横で見ていた瑠南は少し水を差しにくる。
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