twilight sinfonia
琉星は会議室を出て行った。


瀬那は琉星を見届けてから立ち上がり、お茶を差し出してくれる。


「お前ら泣きすぎ」
「泣くでしょ、そりゃ。
……どーすんの、これから」
「でもまぁ……琉星の言ってることは間違ってないと思う、よ?
もともとあいつは1人でやりたいって言ってたじゃん?
それを俺らが無理やり引き込んで、一度オッケーしたけど、ふと、客観的に自分たちを見たらやっぱり違った、っていうことだろ?」


快斗は深優の背中を撫でながらそんなことを呟く。


「だからって……突然すぎる」
「俺らでやっていくしかないだろ、……あいつの意思、そう変わったことねーんだし」


一回決めたら、変わんねーんじゃねーの、と瀬那。


「それこそ、瑠南が琉星の事引き込んだ時くらいなもんだろ」


男ども2人はやけに落ち着いている、どうしてそんなことになれるのか。
< 290 / 393 >

この作品をシェア

pagetop