悪役令嬢は二度目の人生で返り咲く~破滅エンドを回避して、恋も帝位もいただきます~
こうして、レオンティーナの図書館通いは始まった。
週に三日図書館で調べものをし、終わったら、皇宮の一画でお茶をいただいて帰る。毎回それの繰り返し。母の侍女は、ソニアがお茶を用意するのに口を挟むことはなかったけれど、屋敷に戻ってからはいろいろと練習させているらしい。
だが、それが崩れたのは、通い始めて三度目のことだった。三回目ともなると、ソニアも要領を飲み込んでいる。
レオンティーナが席につき、本やノートを広げるのを確認してから、自分が読みたい本を取りに行った。
レオンティーナが調べものをしている間、ソニアは文字を読む勉強を兼ねて絵本や、もう少し難しい本を読みふける。
そして、それが二時間ほど続き、今日は終わりにするか、それとももう少し頑張ろうかとレオンティーナが考え始めた頃。
ヴィルヘルムが声をかけてきたのである。
「――やあ、レオンティーナ」
「ヴィルヘルム殿下……お目にかかれて光栄です」
「邪魔をしてしまったかな」
「いえ、そんなことはありません。そろそろ、終わりにしようと思っていたところです」
週に三日図書館で調べものをし、終わったら、皇宮の一画でお茶をいただいて帰る。毎回それの繰り返し。母の侍女は、ソニアがお茶を用意するのに口を挟むことはなかったけれど、屋敷に戻ってからはいろいろと練習させているらしい。
だが、それが崩れたのは、通い始めて三度目のことだった。三回目ともなると、ソニアも要領を飲み込んでいる。
レオンティーナが席につき、本やノートを広げるのを確認してから、自分が読みたい本を取りに行った。
レオンティーナが調べものをしている間、ソニアは文字を読む勉強を兼ねて絵本や、もう少し難しい本を読みふける。
そして、それが二時間ほど続き、今日は終わりにするか、それとももう少し頑張ろうかとレオンティーナが考え始めた頃。
ヴィルヘルムが声をかけてきたのである。
「――やあ、レオンティーナ」
「ヴィルヘルム殿下……お目にかかれて光栄です」
「邪魔をしてしまったかな」
「いえ、そんなことはありません。そろそろ、終わりにしようと思っていたところです」