悪役令嬢は二度目の人生で返り咲く~破滅エンドを回避して、恋も帝位もいただきます~
日頃は、糸をつむいだり、編み物をしたりと内職のために使われる広い部屋は、子供達の遊び部屋として見せられた。だが、そこは家具も何も置かれていなかった。
(たしか、隣の倉庫に糸をつむぐ道具などは片付けると言っていたわね)
ぼろぼろのぬいぐるみが枕の側に転がっているベッドはあったけれど、寝室にも絵本は置かれていなかった。
「中庭で遊んでいるところが見たいわ」
「かしこまりました」
施設長は、丁寧にレオンティーナを案内する。中庭には、施設長の言葉通りたくさんの子供がいた。
(……やっぱり)
こっそり遊んでいる子供達の数を数えてみるが、寝床の数と子供の数が合わない。子供の数の方が多そうだ。
一部屋二十人、そして寝室は七部屋。その計算だとこの施設で暮らしているのは百四十人ということになるが、その倍とまでは行かないにしても、二百人近くはいるのではないだろうか。
(……ソニアは。ソニアは、どこにいるのかしら)
今日、最大の目標はソニアを見つけ出すことだ。レオンティーナは、遊んでいる子供達を見回した。
この中に、ソニアがいるはずだ。
(――いた!)
(たしか、隣の倉庫に糸をつむぐ道具などは片付けると言っていたわね)
ぼろぼろのぬいぐるみが枕の側に転がっているベッドはあったけれど、寝室にも絵本は置かれていなかった。
「中庭で遊んでいるところが見たいわ」
「かしこまりました」
施設長は、丁寧にレオンティーナを案内する。中庭には、施設長の言葉通りたくさんの子供がいた。
(……やっぱり)
こっそり遊んでいる子供達の数を数えてみるが、寝床の数と子供の数が合わない。子供の数の方が多そうだ。
一部屋二十人、そして寝室は七部屋。その計算だとこの施設で暮らしているのは百四十人ということになるが、その倍とまでは行かないにしても、二百人近くはいるのではないだろうか。
(……ソニアは。ソニアは、どこにいるのかしら)
今日、最大の目標はソニアを見つけ出すことだ。レオンティーナは、遊んでいる子供達を見回した。
この中に、ソニアがいるはずだ。
(――いた!)