エリート御曹司が花嫁にご指名です
会議の時間が押して、終わったのが十二時三十分。
この後の会議は十六時からで、ランチをとったら溜まった書類ができる。
サンドイッチを買ってこよう。そうすれば秘書室で食べながら仕事ができる。
性格上、仕事を溜めるのが嫌だし、突発的に同行することもあるので、少しの時間でも書類に目を通して処理したい。
そんなことを考えながら、デスクの上の書類を抱える。
「なにをしているんだ? 食事に行くぞ」
「えっ……ランチミーティングが!?」
記憶になく、スケジュールを見落としていたのかもしれない、と青くなりながらパソコンのマウスに触れた。
「違う。食べながら仕事をしようとしていただろう? そこにあるものは急がないから」
「はあ……」
「行くぞ」
端的に口にした桜宮専務は、片手をスラックスのポケットに入れ、ドアへ歩を進める。
重厚なドアを開けて桜宮専務が振り返り、その場で困惑している私へ視線を向ける。
「食事に行こう」
どうやら桜宮専務は、私にちゃんと食事をさせたいようだ。病み上がりだからだろう。
「はい」
私は書類をデスクに置いて、待っている桜宮専務の元へ急いだ。
この後の会議は十六時からで、ランチをとったら溜まった書類ができる。
サンドイッチを買ってこよう。そうすれば秘書室で食べながら仕事ができる。
性格上、仕事を溜めるのが嫌だし、突発的に同行することもあるので、少しの時間でも書類に目を通して処理したい。
そんなことを考えながら、デスクの上の書類を抱える。
「なにをしているんだ? 食事に行くぞ」
「えっ……ランチミーティングが!?」
記憶になく、スケジュールを見落としていたのかもしれない、と青くなりながらパソコンのマウスに触れた。
「違う。食べながら仕事をしようとしていただろう? そこにあるものは急がないから」
「はあ……」
「行くぞ」
端的に口にした桜宮専務は、片手をスラックスのポケットに入れ、ドアへ歩を進める。
重厚なドアを開けて桜宮専務が振り返り、その場で困惑している私へ視線を向ける。
「食事に行こう」
どうやら桜宮専務は、私にちゃんと食事をさせたいようだ。病み上がりだからだろう。
「はい」
私は書類をデスクに置いて、待っている桜宮専務の元へ急いだ。