雪の訪問者
「岩田くん!岩田くん!」

堂々巡りの妄想に耽っていた僕は、元学年一のアイドルに話しかけられ、

少なからず、驚いた

交番の受付で業務日誌を書いていた僕は、目の前に現れた彼女を凝視した

丁度、放課後の教室で、突然彼女に話しかけられたの時のように

「あ、ああ、ごめんなさい
どうしましたか?」

彼女は来訪者なので、僕は一応、社交儀礼として話しかける

ん?よく見ると

彼女のとなりに、女の子が

小学校低学年ぐらいだろうか、緊張で少々顔を強張らせている

彼女の娘さんかな?

「岩田くん、この子ね
外でずっと立ってたのよ。この雪の中…」

外を見る。ああ、確かに吹雪だ

いつの間に降りだしたんだろう
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