雪の訪問者
女の子が、勇気を振り絞って、交番に100円を届けてくれたんだから

書類作成が終わった

「ありがとうね、終わったよ
じゃあ、これ、お母さんに渡しといてね」

「お巡りさん、バイバイ!」

女の子に書類を渡し、帰らせる

雪は、もうやんでいるようだ

外を見る。彼女は…?

あれ、いない

僕が女の子を相手にしている間、待ちくたびれて、帰ってしまったのか

もともと、何か用事があって、僕を訪ねてきたんじゃないのか

念のため、交番の外に出て見回してみる

やっぱり、いない

ちょっと、がっかり…

まあいいか、でも…

彼女は何故、僕に会いに来たんだろう

やっぱり、売上のノルマ達成のため?
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