となりのオオカミくん



なんだかどうしようもない不安に襲われて、私はいてもたってもいられなくなった。






気づけば私は一ノ瀬くんから預かった合鍵を手に家を飛び出していた。















"ピンポーン"「一ノ瀬くん!入るよ?」




"ガチャッ"








「一ノ瀬くん!大丈夫?!生きてる?!」











「…え?綾川さん?!」








……はぁ、よかった、生きてた…。








ほっと胸をなでおろした私を見て、一ノ瀬くんはぷぷっと吹き出した。










「…ッハハ!綾川さん面白すぎだよ。いきなり来たかと思えば生きてる?!とか、、ハハハ…」









いや、だって心配だったんだもん…








「どうしたの?一ノ瀬くん。今日何かあった?休んでたから心配で…」









「…へぇ〜。俺のこと心配してくれてたんだ?」








「…っ、そりゃするよ!それに私、昨日なんだか記憶が飛んでるみたいで…」








「…っああ、覚えてないよね。だって綾川さん気絶してたもん。」








え?!気絶?!!なんで??








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