恋泥棒の犯行予告

あの言葉は、きっと呪いだ。

私が気づいていないフリをしようとすると、激しく暴れだして存在を主張し始める。

心臓に打ち付けられたその釘は、知らない間にえらく深いところまで刺さってしまっているみたいだ。



< 128 / 259 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop