こぼれるほどの愛を、君だけに。【完結】
『ごめんね、時間がかかって。
 もう、何回だって言えるよ。
 彪。
 私の、彪。
 私だけの、彪。』



「蜜葉・・俺の、密葉。
 俺だけの・・」




月も星もない
暗闇の中で
私たちは
キスをした。



いつの間にか雨は止んでいて
冷たい夜の空気だけが流れていた。





互いの思いを確かめ合うように

何度も 何度も

ひんやりとした唇を重ねた。



それだけで

ただ ただ、幸せだった。



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