こぼれるほどの愛を、君だけに。【完結】
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



「ねー、密葉。
 最近付き合い悪くない?
 先週も、今週も、飲みの誘い
 断ってばっかりじゃん。
 ヨガでもはじめたの?」




きたか、この質問。
いつか聞かれると思ってた~




『ううん』



「じゃ、なに?」



私はじっと、穂香を見つめる。




「ふーん。なるほどね。
 相手、誰?」



私の目を見ただけで
わかっちゃう穂香。



『う・・ん・・』



「ああ、エース飯倉でしょ」



『違うよ~』



「じゃあ、誰?!」



昼休み。

社員食堂でランチをしながら

恐れていた恋バナがはじまる。




穂香は向かい側から移動してきて

私のとなりにどっしりと座った。




逃げられないな、これ。
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