空よりも海よりもキミのことを知りたかった。
自宅に戻ってからもふわふわとした気持ちは消えなかった。

消えるどころかどんどん増幅していった。

淡い桜色の気持ちが次第に真っ赤なバラのようになっていく。


「ねぇ、お母さん。お姉ちゃん変じゃない?」

「なんか、心ここに有らずって感じねえ。大丈夫かしら?」


と、母と妹に心配されるほどにまで浮き足だっていた。

全ては彼のせいだ。

責任は取ってもらおう。

私、決めた。

今回はどんな困難が訪れようとも、誰に拒まれようとも諦めない。

一目惚れは...無敵。

そう信じる。

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