年の差婚で娶られたら、国王陛下の愛が止まりません
すると、まるで私の心の内を読んだみたいに、侍女がこんな提案をしてきた。
「私が出歩くのは、ご迷惑になりませんか? その、警護上の都合などもあるでしょうし」
嬉しい反面、私には心苦しさもあった。
止められている訳ではないのだが、私は追従する女官達の手を煩わせぬよう、ここまで不必要に歩き回る事を避けていた。
「まぁ! 何を仰いますか。事件はじきに決着を迎えますし、リリア様が行動の制限をされる必要など、まるでありません」
侍女の言葉は初耳だった。
「え? 事件が決着って、もしかして毒物混入の犯人が捕まったんですか?」
「あら、私ってばつい余計な事を……。私が懇意にしている筋からだったのですが、どうか今のはここだけの話でお願いいたします」
侍女は訳知り顔で微笑んだ。
「私が出歩くのは、ご迷惑になりませんか? その、警護上の都合などもあるでしょうし」
嬉しい反面、私には心苦しさもあった。
止められている訳ではないのだが、私は追従する女官達の手を煩わせぬよう、ここまで不必要に歩き回る事を避けていた。
「まぁ! 何を仰いますか。事件はじきに決着を迎えますし、リリア様が行動の制限をされる必要など、まるでありません」
侍女の言葉は初耳だった。
「え? 事件が決着って、もしかして毒物混入の犯人が捕まったんですか?」
「あら、私ってばつい余計な事を……。私が懇意にしている筋からだったのですが、どうか今のはここだけの話でお願いいたします」
侍女は訳知り顔で微笑んだ。