年の差婚で娶られたら、国王陛下の愛が止まりません
でなければ、わざわざリリアを追ってこの国にやって来て、桃源楼に身を潜ませるなどしない。そんな事をせずとも、スチュワード辺境伯家から不当に得た大金があれば、どこでだって不足なく暮らす事が出来たのだ。
「昨夜の客が全て出て行ったのを確認した。周囲は配下の者で監視を続行、今のところ館内への業者等の出入りは確認していない。いつでも、踏み込む準備は出来てるぜ」
毒物の混入から既に四日目。いつ、マルグリットに動きがあってもおかしくなかった。
グッと瞼を瞑り、固く両の拳を握り締める。
マルグリットを生きたまま捕縛したいならば、今しかない……!
「マルグリットを殺人未遂容疑で捕縛する。ルーカス、陣頭指揮はお前に任せる。必ず生きたまま連れて来い」
「そんなのは言われずとも分かってる。俺を誰だと思ってる? 全て任せておけ!」
ルーカスは言い切ると、足早に接見室を後にする。
俺もひと息吐いて席を立つと、ルドルフ捕縛を指示するべく、近衛隊長の元に向かった。
「昨夜の客が全て出て行ったのを確認した。周囲は配下の者で監視を続行、今のところ館内への業者等の出入りは確認していない。いつでも、踏み込む準備は出来てるぜ」
毒物の混入から既に四日目。いつ、マルグリットに動きがあってもおかしくなかった。
グッと瞼を瞑り、固く両の拳を握り締める。
マルグリットを生きたまま捕縛したいならば、今しかない……!
「マルグリットを殺人未遂容疑で捕縛する。ルーカス、陣頭指揮はお前に任せる。必ず生きたまま連れて来い」
「そんなのは言われずとも分かってる。俺を誰だと思ってる? 全て任せておけ!」
ルーカスは言い切ると、足早に接見室を後にする。
俺もひと息吐いて席を立つと、ルドルフ捕縛を指示するべく、近衛隊長の元に向かった。