年の差婚で娶られたら、国王陛下の愛が止まりません
「いや、なんでもない」
僅かな違和感を覚えたけれど、セラヴィンさんはゆるく首を振って、すぐに話題を変えてしまった。
私とセラヴィンさんはそのまま横並びに腰掛けて、色々な事を話した。
「生命すら脅かす毒に慣らすって、体は辛くなかったですか?」
「かなりの苦痛を強いられたのは間違いないな。それにより、一時生死の境を彷徨い、その後に長い静養期間を要した。……だが、おかげで出会えたわけだがな」
言葉の最後は、小さくて私の耳には届かなかった。
セラヴィンさんと過ごす時間は、初対面とは思えないくらい肩の力が抜けて、とても自然なものだった。二人の会話は尽きなかった。
話題は、私の身の上についても及んだ。
「……お嬢様がこんなところで過ごさねばならないとは、お前も苦労が絶えないな」
私は言葉を濁し、詳細を告げる事はしなかったのだが、セラヴィンさんは私の置かれた環境と、この貯蔵小屋の現状から、言外の意味までを汲み取ったようだった。
僅かな違和感を覚えたけれど、セラヴィンさんはゆるく首を振って、すぐに話題を変えてしまった。
私とセラヴィンさんはそのまま横並びに腰掛けて、色々な事を話した。
「生命すら脅かす毒に慣らすって、体は辛くなかったですか?」
「かなりの苦痛を強いられたのは間違いないな。それにより、一時生死の境を彷徨い、その後に長い静養期間を要した。……だが、おかげで出会えたわけだがな」
言葉の最後は、小さくて私の耳には届かなかった。
セラヴィンさんと過ごす時間は、初対面とは思えないくらい肩の力が抜けて、とても自然なものだった。二人の会話は尽きなかった。
話題は、私の身の上についても及んだ。
「……お嬢様がこんなところで過ごさねばならないとは、お前も苦労が絶えないな」
私は言葉を濁し、詳細を告げる事はしなかったのだが、セラヴィンさんは私の置かれた環境と、この貯蔵小屋の現状から、言外の意味までを汲み取ったようだった。