溺愛したがるモテ男子と、秘密のワケあり同居。
え?え?え?


なに?


一体なにがどうなってるの?


ドクン……ドクン……と感じるのは……私のじゃない鼓動。


って。


も、もしかして……ここは永瀬くんの胸の中!?


「ちょっと……! 離してっ!」


そうと気づけばパニックになった。


なんでこんなことになってるの……っ!


ぎゅっと抱きしめられた体を左右に振って、脱出を試みる。


けど、その力はすごく強くて抜け出せない。


ちょ、なんなのっ……!


「永瀬くんっ……」


悪ふざけはよしてっ……。


でも、永瀬くんはなにを言うでもなく、規則正しく上下する胸元。


……はい?


もしかして、このまま寝てるの……?


……あり得ない。
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