同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!
「桐ケ谷さんのお宅はセキュリティもしっかりしてるし、ご主人も奥様もとても優しい人だから、安心して綾乃を任せられる」
いや、ちょっと待ってよ。
だからって、娘にメイドとして働けなんていったいなにを考えてるの、お母さんは。
「とっても素敵なお家よ。綾乃も絶対気に入ると思うわ。あちらのお家の方が高校にも近いし、それに──」
「なに? もうすでに話がついてるの? やだよ、見知らぬ人の家に住むのも、メイドとして働くのも」
「あら、見知らぬ人ってわけでもないのよ。だって──」
「嫌に決まってるじゃん……」
「嫌ならいいのよ。その代わりアメリカ生活だけどね〜!」
陽気に笑うお母さんの前で、頭を抱える。
どっちも、やだ……。
「綾乃、アメリカにきなさい! 人様のお家で、可愛い綾乃が肩身の狭い思いをするなんて……お父さんは許しませんっ!」