同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!
「えぇっ? だ、誰?」
太い木の枝の上に誰かが座ってる。太陽が眩しくて顔がはっきり見えない。
「よっ、と」
──トンッ
声の主は重さを感じさせない軽やかな身のこなしで、ふわりと地面に降り立った。
そしてゆっくりこちらを向く。
男の、人?
誰だろう……。
うわぁ……すごくカッコいい。
絵に書いたような優雅な立ち居振る舞い。
ブロンドのサラサラの髪からは、上品な柑橘系のにおいがする。
優美で甘い顔立ちは、どこかの国の王子様みたい……。
今まで見てきた男子とは比べものにならないくらい、次元そのものがまるでちがう。
スラリと伸びた長い手足。なにを着ても似合うだろう引き締まった体と、モデル並みのスタイル。
神様の成し得る技のような完璧に整った容姿。
王子様という言葉は、この人のために作られたのかという気にさえさせられる。