同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!
こんな人が現実にいるんだ……。
誰だろう。
ここのお家の人かな?
ポーッとしてたら、王子様の整った顔が近くに寄せられた。
「ひゃあ……っ!」
慣れない男の人な上に、こんな美形に見られて心臓が急激に暴れ出す。
「久しぶりだね」
薄いダークブラウンの瞳が細められ、両方の口角が持ち上がる。破壊力抜群の優しい微笑みに、カァッと頬が熱くなった。
「元気だった?」
ほんのり甘くて、耳にスッと馴染む声。
ん?
今、久しぶりって言った?
「おい、あそこに誰かいるぞっ!」
「こっちだ、急いで来てくれっ!」
ザッザッと何人もの足音がこちらへと向かってくる。
な、なに……?
なんなの?