同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!
「はぁ……」
たくさん泣いたからなのか、神経をすり減らしすぎたせいなのかはわからない。
ホッとしたら、気が抜けてくらりとめまいがした。
「顔色が悪いわね。ベッドで少し休みなさい」
「……はい」
保健の先生がそう言ってくれて、ベッドに横にならせてもらう。
心配してわたしを見おろす柚と、さっきから腕組みして言葉を発さない千景くん。
そんな彼は遠くを見つめて険しい表情を浮かべている。
そして東条くんがベッドサイドに立って、なにか言いたげな顔。