同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!
「大丈夫だよ……」
千景くんといい、柚といい、わたしのこと心配してくれてたのかな……。
「そういえば今って授業中だよね……?」
今になってそのことに気づく。
授業を放棄してまで、わたしを探してくれてたの……?
だとしたら、すごく申し訳ないことをしちゃった……。
柚には1人になるなって言われてたのに……これはわたしの甘さが招いた結果だ。
「綾乃がピンチのときに授業なんて受けてられないよ〜……! ほんとに心配したんだからっ」
「綾乃ちゃん!」
あとから東条くんまで慌てた様子で入ってきた。
「大丈夫!?」
はぁはぁと大きく息を切らして、わたしを心配してくれているのが伝わってくる。
みんなにこんなにも迷惑をかけちゃった……。