同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!
「え、と、……あなたは、誰、なんですか?」
途切れ途切れに、なんとか絞り出した声。
展開についていけなさすぎて、戸惑うことしかできない。
「え? 俺のことがわかんないの?」
驚いて目を見開いている様子に、頭上にハテナマークがたくさん飛び交う。
「初めてお会いします、よね?」
「ほんとにわからない?」
きれいなその顔をグッと寄せて、目はとても真剣だ。
「わ、わかり、ません……ごめんなさい」
こんなにカッコいい人、一度見たら絶対に忘れない。
「ムカつく」
「え?」
「俺は一日たりとも綾乃を忘れたことなんてなかったのに」
とても王子様の口からでたとは思えない言葉に、目を丸くする。