同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!
頭の中でカチッとなにかのピースがハマる音がした。
でも待って……。
「昔よく一緒に遊んだじゃん。綾乃はそこの噴水が好きでさ。びしょ濡れになりながら、楽しそうにはしゃいでたよね」
5歳のときの記憶が走馬灯のように頭に蘇る。
ううん……。
「そのうち俺まで巻き込んで、結局いつもふたりでびしょ濡れで。お互いこっそり家を抜け出してきてるもんだから、毎回こっぴどく親に怒られて」
そんなはずはない。
「それでも綾乃は全然懲りなくて、毎日秘密の抜け穴を通って俺んちの庭にくんの。俺、毎日綾乃が来るのを楽しみにしてた」
だって、わたしが知ってるちかちゃんは──。
「女の子、ですよ……?」
そうだよ、そのはず、絶対そう。