同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!

「はっ……!」


次に目を開けたのはお昼過ぎで、全身にびっしょり汗をかいていた。


苦しくて、かなりうなされていたような気がする……。


朝よりも体のだるさが楽になり、意識もはっきりしてる。


「綾乃!」

「千景、くん……」

ずっとそばにいてくれたのか、千景くんは朝と同じ格好で髪も寝ぐせがついたままだった。


「大丈夫?」


そばまできた千景くんはベッドの端っこに座って、心配そうにわたしの顔を見おろす。


手にタオル持っていて、付きっきりでわたしの顔に浮かぶ汗を拭ってくれていたらしい。


「千景くん、学校は……?」

「ん? 俺らのクラスだけ特別に休みなんだ」

「…………」


うそ。

そんなわけない。


「綾乃のことが心配で、勉強なんて手につかないよ」


またそんなセリフをさらっと。


熱がぶり返したら千景くんのせいだ。


< 260 / 457 >

この作品をシェア

pagetop