同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!
「はっ……!」
次に目を開けたのはお昼過ぎで、全身にびっしょり汗をかいていた。
苦しくて、かなりうなされていたような気がする……。
朝よりも体のだるさが楽になり、意識もはっきりしてる。
「綾乃!」
「千景、くん……」
ずっとそばにいてくれたのか、千景くんは朝と同じ格好で髪も寝ぐせがついたままだった。
「大丈夫?」
そばまできた千景くんはベッドの端っこに座って、心配そうにわたしの顔を見おろす。
手にタオル持っていて、付きっきりでわたしの顔に浮かぶ汗を拭ってくれていたらしい。
「千景くん、学校は……?」
「ん? 俺らのクラスだけ特別に休みなんだ」
「…………」
うそ。
そんなわけない。
「綾乃のことが心配で、勉強なんて手につかないよ」
またそんなセリフをさらっと。
熱がぶり返したら千景くんのせいだ。