もう一度、I LOVE YOU

華奈子の妊娠説

勝成も拓哉もイケメン‼

イケメンは遊ぶ気がなくても女の子が
ほって置かない。

アタックに次ぐアタック‼
若い色気は・・・
男にはたまらんのだろう。
あんなに好き好き言ってくれてたのに
若い子に拓哉もとられた。
ハイスペック男子はモテるのが常識
の上イケメン・・・
しょうがない。





ググググ年下 2連敗
クスクスクス クスクスクス
ざまあないわ‼😭💦
男運ない‼

頬を空っ風に撫でられながら
バス停でポッン。

何回も過ぎて行くバスに気付かす
辺りは真っ暗になっていた。

ズビッズビッ( ̄ii ̄)ズルズル
鼻水も、涙も同じ量‼しかも
一緒に溢れてくる。

なんで?

なんで涙と鼻水の成分は似てるよう
で違うんだろう。


不審な行動のミクに

興味深々の散歩中のおばちゃんや犬
ジョギング中の中高年。

会社帰りのOLやサラリーマン
ジロジロ



鼻がヒリヒリピリピリ

結局最終バスに乗り込んだ。
30も過ぎて人前では泣けないよ。
泣いちゃったけど・・・。


バスを降りると突風が吹いた。

さっきまでの泣きべそは嘘のよう。

季節は冬になり、ピューヒュー
とマンションとマンションの間を
風が音を立てて過ぎて行く。

ミクはコートの襟を立てて
歩き出した。

スマホを見るも、夕食の約束を
していたのに、勝成からは
連絡もない。

「お取込み中か‼」

怒りより寂しさがおしよせてくる。
誰でもいい、抱きしめてほしい。

寂しい・・・勝成‼

「嘘つき‼」




夜22:00頃勝成から電話がなった。

ガン無視・・・今更‼

するとLINEがポカポカ
既読にするのもメンドー‼放置

オープン画面には
「おい‼ 出ろ‼」

なんで上から目線??マジムカつく﹏
またガン無視‼

「ミク‼ミク‼ミク‼」
W﹏wイライラ ムカァ_

「はい‼ 何?何の用デスカ‼」

「来るんじゃなかったのか?」

「なんで、」
めっちゃ冷たく突き放す。

「何で・・・ってなに?」
呑気に勝成は問いかけて来る。

「何?って《《何⚡》》」

《《は!なんで⚡キレるんだ‼》》
《《でちコイ‼ ミク‼》》


《《はああぁ‼誰に言ってるん?》》
《《あなた、父親になるんだよ‼》》
《《しっかりしなよ‼》》

「お.と.う.ちゃん。」




「あれ?勝成?」

「おい‼ どーした?勝成‼﹏
急に静かになったなーァ
どしたーぁ。」



もういいや、「別れよう。」
ミクは勝成にラインを送る。

すると

「別れない‼」
と一言返信来たまま
勝成からの音沙汰は無い‼

その代わりさっき彼女からLINE
がきたんだ。

「ちょっと、オ〇サン‼」

「はぁー⚡誰デ.ス.カ.ッ‼
しかも‼何歳と思ってんのかな‼
ってか私のIDどっからぬいた?」

「ヤダなぁ!勝成からに
決まってんじゃん。」

「はぁー、勝成?
勝成の知り合い?
で、勝手にスマホみたの?
呆れた!
ま、いいわ


で‼何の用?」

「フンっ‼そんな事、どーでもいい
の‼私、勝成の、
あーかぁーちゃん
出来ましたぁー♡
勝成もぅ凄く喜んでくれてて

アンタが邪魔なの‼
勝成にちょっかい出さないで
くれますかー‼」


「ああ‼
あなた・・・あの時の。」

「なんですか‼

ってか‼
勝成と別れてくれますよね!

コッチは子供がいるんですヨ‼
言っておくけど 勝成は私の
旦那何だからね。」


「彼は?」

「ヤダなぁ!それ聞く?
ベッドに﹏ね、て、る
寝顔超、_可愛いー♡
隣でぐっすり寝てる

兎に角手を引いてよね。
子供から父親取らないでよね‼」




「・・・・・・
分かりました。
彼の携帯から私の連絡先
消しといてください。

貴方もその方が安心でしょ。
もう会わないし連絡も
しない。」



「物分りよすぎだね。
はーい。
オ〇サンも早く相手探してねー
諦めちゃダメだよぉ﹏ん。
私ー、勝成と幸せになります。
ごめんねぇーオバ〇ン。」



オバサン、オバサンうるせー
興奮するとミクは口悪くなる。
ムカつく😤


それから何日か過ぎた。

・・・・・・↷↷↷
出来ちゃってた結婚したのかな?
祝御入籍‼・・・か‼
彼女若かったな‼

お肌プルンプルンの、ボンキュッボン
私も頑張ってるんだけどナー

美容マスクに、たまに行くエステ
当たり前にすごした二十代が嘘の
様だ。
多少夜遊びしてもちょっと寝れば
元通りプルンプルン。

『ヤッパ、自然は凄い‼
お肌の、張りが違うわ。』

ポョョョ﹏ン、プ﹏ルンと、
ピ━━━━━ン‼プルンプルン







あの日俺は、ミクと約束していた。

華奈子に手こずって、
連絡が遅くなってしまった。

ミクは・・・子供の事
何故か知っていた。
そして冷たくあしらわれ
別れまでつげられた。

別れ無い‼と返したまま
頭はこんがりまくり・・・

あの時は・・・
マンションに帰ると華奈子がいて
俺の子を妊娠したと言い張る。

妊娠している彼女を野ざらしにも
出来ず帰れと言うも帰らない。

仕方なく部屋へ入れたが
落ち着かない!

部屋を出て一服
考えをまとめて部屋へ戻った。

部屋にはニコニコ彼女面した華奈子
がいた。

遊び人と華奈子の事を、友達の葵が
言っていた事を思い出す。

『怪しい。』

何とか言いくるめ華奈子を追い出し
た。俺の子供でないとは言いきれず
調べてみた。

本当に俺の子だったらそれなりの
責任をおわなければならない
シッカリ避妊には気をつけていた。

華奈子も、まだ結婚はしたくない
遊びたいと言っていたはず・・・

『益々、怪しい。
いや、絶対怪しい。
嘘臭い‼』

ミクの電話番号が無い‼ なんで?
仕方なく・・・
ライ〇・・・ん?ん?ん﹏?。

メール‼ メール メールは?
あれ?あれ?ミクの連絡先が全て
消えていた。

俺のスマホを見てニッコリ笑う
華奈子‼

『お前消したな!』


コイツ、俺を倉敷の跡取りと聞いて
ビックリしたらしい。

そう倉敷の会社から出て来るのを
偶然みられていた。

社員がペコペコするのを見て
センサーが働いたのだろう。



「今の誰ですか?」
新入社員を気取り聞いてみたら
次期社長と聞いて又ビックリ‼

♪♬💰マネー♪💰マネー♪💰マネー〜♪♪♬
のサビが脳内ローリング‼

色々考えて作戦決行‼速、実行‼
華奈子の妊娠は虚言だった。

探偵を入れ、興信所を入れ弁護士を
たてた。

俺をボンボンと思って甘く見ていた
のか、付き合っている現ATMが、
あと二人いる事も確認済み。



しかもピル服用‼

俺の子供なんて作る気もなかった
癖に良く言うわ‼


俺も俺だ‼なんでこんな女と遊ぶか
なぁ〜‼
俺もATMの一人。


あの日速攻、求めてきた、何回か
チャレンジすれば俺の子を妊娠
すると思っていたらしい。。

しなかったらキープ君の、種で托卵‼
予定‼ そこまで甘くみられていたの
が大ショック‼


今やDNA検査があるのを知らんのか?
バカなのか?

「どーしてもぉ、貴方と
結婚したかったのぉ〜うわーん😭💦」

と泣いていたが、
「倉敷の名前と
結婚して散財したかったんだろっ‼」


「違う〜違うぅぅぅ」
と叫んでいた。


「子作り何かオマエとするか‼ (怒)⚡

お.こ.と.わ.り。」


俺はミクとの子供が欲しいんだ‼
お前の魂胆は、見え見え‼


結婚詐欺で訴えて示談迄、1ヶ月
忙しかった。

落ち着くまではミクとは会えない
ミクを安心させたいから・・・。

華奈子が、ミクの連絡先を消した
許せん‼


「お前いつ、俺のスマホ見た?」

「この間勝成が部屋を出た時スマホ
をテーブルの上に置いてたから
つい、見ちゃった。」


「見ただけじゃないだろ‼
ミクの写真消しただろ‼
連絡先まで消したのか?」

「だって
オバサンが消してって言うから
その方が安心でしょって!

あの女が言ったのよう‼
私のせいじゃない‼」


「はぁ? お前ゆるさねーぞ
あの写真は俺のぉー
癒しだったんだぞー😡💢」

そうミクの柔らかそうな体
ベッドにペタンと座り俺を見てる
写真・・・がー

俺の💢俺のぉ━━━BESTshotが⚡
ウヌヌヌヌ許せーん⚡⚡

消されてた。
上手く隠し撮りした、ミクの写真が
消えていたショック‼

「お前みたいに渡り歩いた
体じゃねーんだよっ‼」


「うわーん😭💦酷い‼」

「酷いのはお前だ
ミクと俺を引き離しやがって💢」

「だってぇー華奈子の方が
若いしィー元気なのよォ〜
いっぱい子供うめるのにぃー‼」

「煩い‼ 化粧落とした顔見ろ
メダカのような目を可愛く
暈しやがって‼ 誰かわかんねーぞ」

「うわーん😭💦酷い」

「それからなぁ⚡男だまくらかし
やがって、ブランド品で決めて
いたってえ!性格は‼
悪いの丸見え な.ん.だ.よ‼」


「違う〜違う〜」

「キープ君も、ATM君も皆訴えて
やる‼ってサ
お前、グフフ大変だなぁw」

😨「嘘‼」

「キープ君の逆襲には気をつけろ、
ああ、ノーメイクならわかんねー
かもな!逃げるならノーメイクで‼」
ウッ(꒪ω꒪υ)



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