もう一度、I LOVE YOU
コレで華奈子の事はかたずいた。
しかし今までの行動がこんなシッペ
返しを食らうとは・・・

俺の節操の無さを反省‼


「あれ?勝成‼」
後ろから声をかけてきたのは龍成‼
今ミクとの危機を知られたらヤバ
コイツ間違いなく、今弱っている
ミクに取り入るだろう!

「( 💧¯₃¯ )あはは
龍兄・・・‼」

「ミクとは上手くいってるか?」

『ムカ‼ミク‼ (-"-)💢呼び捨てか‼』

「どーした勝成?」

「上手く、
上手くいってるよっ‼
仲良いに決まってんじゃん。
俺の彼女だから、呼び捨て
やめてくんない。⚡」

「ん、ふふふ今は・・・ね‼」

「今もこれからもだよ‼」

龍成はニヤリとして、
「さぁどうかな‼」

と思わせぶりな顔をした。

『もしかして、ミクに何か聞いた?』

勝成は青くなり仕事そっちのけで、
ミクの務める歯科医へと軽に乗って
走り出した。

「チェッ、休憩か‼﹏ 」
待合室には休憩の札、覗いていたら
受付のおばちゃんが出て来て
「2時からなんですよ。」
と俺を見ながら言った。


「あの﹏ミクさんの携帯
番号は?…」



「教えられません‼」

「あ、ああ、・・・はい。
ですよねー」
予定していた答えが飛んできた。
まるで不審者扱い。

ジロ〜と怪しい目で見られ仕方なく
外にでる。

軽に乗ってミクを待つことにした。




「ミク」
ミクは俺の車に気付いたのか
足が遅くなる。

「ミク‼」
俺の前を、シレーッと過ぎて行く
ミクの手をシッカリ握り捕まえた。

「な、何?やめてよ!」
ミクはつい、冷たい言葉を放つ。

「華奈子とはケリつけた。
あれは嘘だ‼」

「嘘でもあの日、貴方が彼女と
部屋に入るの、み.た.の.‼

Σ(⊙ω⊙『エッ‼』

一緒に過ごしたんでしょ。
彼女は貴方が隣で寝てるって
言ってたわよ 。 •́₃•̀ 」

「は?⚡直ぐ追い返したよ!
俺がマンションの外でどうするか
思案していた時にミクにライ〇した
らしい。連絡先も消されてた。」

「・・・勝成」

「俺は誓って、ミクと付き合い
だして浮気はしてないって!
拓哉と別れた原因を知ってるんだ
そんな事誓ってしてない‼

地獄に落ちてもミクに嘘は
つかない。」


「・・・私オバサンて、言われた。」

「はあ?アイツに?
ミクは俺の天使だよ。」

「年の差が気になるの‼
私にはもっと、歳上が合うん
じゃないかって思うの?」






「・・・・・・それは俺では
無理って事?」


「・・・・・・う・・・ん。」


長ーい沈黙が流れた
猫の足音さえ聞こえそうな・・・


「・・・そう。υ」

勝成は肩を落として、歩きだした。
ミクは後ろ姿を見送りながら
勝成が車のドアを開けた時
走り出して、振り向いた勝成に飛び
着いた。

「ゴメン、嘘、嘘‼
ずっと寂しかった。
会いたかったー。」

勝成はミクの柔らかい体を抱きしめ
て、おしりをペンペンした。

「いたい〜」

「嘘つきには、お仕置だ‼
ペンペン‼」
キャッ

合わなかった歯車が又噛み合って
回りだし始めた。
勝成もうっすらと涙目になっていた。
それを見てビックリしたけど
勝成は感情豊かな優しい男と思う。





その夜
「実はね。勝成の従兄弟さんって
人が来てね。

食事に誘われたの‼
貴方の話をしたいからって・・・」


「受けたの?」

「うん、貴方が気になってたし
・・・親切で言ってくれたし。」

「はあー -᷄ ω -᷅ ➰💨そんなの
ミクに近づく口実だよ。
わかんねーの?」

「違うよ、心配してくれたの‼」

「o´д`o💨フウーで‼ 会うの?
俺と📢いう男がいながら⚡」

ミクはキーンとする👂を抑えながら
「違う〜、その日成美と会う約束
してたから成美も一緒にって
言って下さったの‼」


「なんだ、早くいえよ
じゃあ、俺も行く
龍兄にはナイショな‼」

「えー😰名前なんで知ってるの?
従兄弟って言っただけなのにィー」


「分かるよ!
ミクの事話したの俺の父親だし、
ミクの見合い相手にしょうと
したのも、俺の父親だし、
父親がミクの事 気に入ってサ

龍兄の見合い相手探してたんだよ。
相手がミクって知って
父親には止めたんだ
ミクは俺の彼女だからって!」

「そうだったの?⤵︎ ⤵︎」

「あれ?ミク、ガッカリ
してない?龍兄がよかったか?」


(///>_<///)「もう、意地悪‼」


「残念だなぁ‼
ミクはババアになっても
俺は離さないからな!
チュッ(*´(〃  )チュッ
明日4人で食事しょう。」


「うん?。ババア?」

「あ‼ ゴメン、婆さん。」

「は? ๑º言º💢」

「ミク 違う‼もう‼ その時は俺も
爺さん。」


「バンパイアじゃあるまいし
歳はとるんだよ‼
俺はずっとミクと、年取るよ。」



「うふふ、うん。」


久しぶりにその夜は心穏やかな
満ち足りた夜だった。

久しぶりの勝成の寝顔を見ていた
彼は、大丈夫よ。

そう自分に言い聞かせた。
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