いつも、君を見ていた【完】
「え、だってユウカ有名じゃん」
部活が終わり、部室で制服に着替えながら、ミノリに訊ねると、けろっとした顔でそう言った。
「だって、こないだの新人戦で3位だったでしょ?」
「まあ、そうだけど……」
陸上をやっている人にはある程度は知られていると思っていた。
あと、同じ学年の人には。
でも、まさか後輩で違う部活の人に自分のことが知られているとは思ってもみなかった。
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