いつも、君を見ていた【完】



ミノリとは帰る方向が逆のため、駅で別れた。


ため息をつきながら、電車のホームに向かう階段を降りていると、ホームで電車を待っている人がいた。



「あ、」



私が声を上げると、ん?と言った表情でその人物は顔を上げた。


錦織くんだ。



「……これ、飲みたいんですか?」



錦織くんは、片手に持っていた紅茶のペットボトルを見せた。


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