どうしたらヤンキーになれますか!?-六花の恋ー【完・修正中】
芝生の上にそれぞれハンカチを敷いて座っている、露季ちゃんと快理ちゃんとわたし。
三人で向かい合うような形だ。
「わたしクールなんかじゃないよ。普通にうるさいし騒がしいし……期待にそえなくて申し訳ない……」
「いやいやいや! 期待って言うか、周りの勝手な噂だったんだよ。ほんとの水都ちゃんはこんなに可愛い子なのに」
「噂は怖いってわかってたつもりだったんだけど……ごめんね」
ややテンション高めに話すのが露季ちゃん。
そしてクールというべきは快理ちゃんかもしれない。
「二人が謝ることじゃないよ。声かけてくれて、ありがとう。本当に嬉しかったよ」
心から思っているお礼を言うと、二人は黙ってしまった。
「? 露季ちゃん? 快理ちゃん?」
「……はっ! ごめん、やっぱり水都ちゃんって天使だわ……」
「異論はない。あともう一つ訊きたいんだけど――」
「なに?」
露季ちゃん今なんて言った? てん? わたし、天だったの? 神様に敵対しろということじゃないよね?
「「コガサクと付き合ってるの?」」
「………へ?」
露季ちゃんと快理ちゃんの声が揃って、わたしは間の抜けた返事をしてしまった。