結婚前提で頼む~一途な御曹司の強引な求愛~
そそっかしさと、人前でプレゼンしたりするのが苦手なのは、充分自覚している。情けないと思っている。気をつけているつもりでも、榛名先輩から見れば全然注意が足りないらしく、日々お小言を食らって萎縮し、もう嫌だ~と裏で泣きごと。
かほの言葉じゃないけど、人と人の相性はあって、確かに私と榛名先輩は相性が悪そう。人間だもの、そういうことってあるとは思う。
先輩だってできれば後輩を叱る役目なんかしたくないはず。毎日、注意の連続でストレスフルだろう。お互いによくないし、やっぱり私が辞めたほうがいいのかなと暗い気持ちになっちゃう。
だけど、私個人の人生設計的には、せっかくいい会社に入れたのに、簡単にやめたくないという気持ちは大きい。
そこそこ大企業、充実した福利厚生、私みたいな落ちこぼれも掬い上げチャンスをくれる体制。私からしたら、この上もなくいい会社なのだ。
彼氏もいないし、この先結婚の予定もない。毎日楽しく、老後もお金に困らず生きていくには、この会社ってすごく大事なの。
だからせめて、まともに仕事をこなしたい。先輩に怒られないようになりたい。敢えていうなら、榛名先輩に信頼してもらえる人間になりたい。
それが私のささやかな目標だったりする。
かほの言葉じゃないけど、人と人の相性はあって、確かに私と榛名先輩は相性が悪そう。人間だもの、そういうことってあるとは思う。
先輩だってできれば後輩を叱る役目なんかしたくないはず。毎日、注意の連続でストレスフルだろう。お互いによくないし、やっぱり私が辞めたほうがいいのかなと暗い気持ちになっちゃう。
だけど、私個人の人生設計的には、せっかくいい会社に入れたのに、簡単にやめたくないという気持ちは大きい。
そこそこ大企業、充実した福利厚生、私みたいな落ちこぼれも掬い上げチャンスをくれる体制。私からしたら、この上もなくいい会社なのだ。
彼氏もいないし、この先結婚の予定もない。毎日楽しく、老後もお金に困らず生きていくには、この会社ってすごく大事なの。
だからせめて、まともに仕事をこなしたい。先輩に怒られないようになりたい。敢えていうなら、榛名先輩に信頼してもらえる人間になりたい。
それが私のささやかな目標だったりする。