本日、総支配人に所有されました。~甘い毒牙からは逃げられない~
あまり手入れのしていなかった黒髪が生まれ変わり、ツヤツヤさらさらのダークブラウンの髪色に仕上がる。
その間に支配人の姿はなく不安になったが、店長さんが『休憩室借りて仕事してるよ』と教えてくれた。確かに美容室に来る時には、車からノートPCを取り出していたよね…。
「お疲れ様、篠宮さん。今度はちょっとメイクさせてね」
「はい」と言って頷くと、拭き取りのクレンジングをして、素顔があらわになった。
「元々、目鼻立ちが良いから、あまりメイクもしてないでしょ?見るからにファンデとマスカラだけよね?多分だけど…、パッチリしてる目だから、自分ではいじりづらいんでしょ?違うかな?」
「メイクって、どうしたら良いのか分からなくて…。仕事中もナチュラルメイクが基本ですし…、いじり過ぎちゃうと目だけが強調されてしまって…」
「ふふっ、じゃあ、今から一緒にメイクのお勉強しましょ!」
色々なテクニックを教えて貰い、鏡に映った私は自分自身が見違える程の綺麗な女性だと自惚れる位に素敵になった。
幼さが抜けて、それでいてナチュラルメイクのままで、仕事が出来そうな雰囲気になったかも?…しれない。
「一颯、いぶきぃ!篠宮さん、元々可愛い人だけど、ちょっと引き出してあげただけで雰囲気変わったわよ」
全てが終了し、従業員の休憩室で待機していた支配人を呼び寄せ、私の姿を披露する。店長さんも代わり映えが嬉しかったのか、テンションが高い。
その間に支配人の姿はなく不安になったが、店長さんが『休憩室借りて仕事してるよ』と教えてくれた。確かに美容室に来る時には、車からノートPCを取り出していたよね…。
「お疲れ様、篠宮さん。今度はちょっとメイクさせてね」
「はい」と言って頷くと、拭き取りのクレンジングをして、素顔があらわになった。
「元々、目鼻立ちが良いから、あまりメイクもしてないでしょ?見るからにファンデとマスカラだけよね?多分だけど…、パッチリしてる目だから、自分ではいじりづらいんでしょ?違うかな?」
「メイクって、どうしたら良いのか分からなくて…。仕事中もナチュラルメイクが基本ですし…、いじり過ぎちゃうと目だけが強調されてしまって…」
「ふふっ、じゃあ、今から一緒にメイクのお勉強しましょ!」
色々なテクニックを教えて貰い、鏡に映った私は自分自身が見違える程の綺麗な女性だと自惚れる位に素敵になった。
幼さが抜けて、それでいてナチュラルメイクのままで、仕事が出来そうな雰囲気になったかも?…しれない。
「一颯、いぶきぃ!篠宮さん、元々可愛い人だけど、ちょっと引き出してあげただけで雰囲気変わったわよ」
全てが終了し、従業員の休憩室で待機していた支配人を呼び寄せ、私の姿を披露する。店長さんも代わり映えが嬉しかったのか、テンションが高い。