強引な副社長の婚前指南~偽りの極甘同居が始まります~
「忘れてって何を?」
「ここに来てからの全般?」
「無理。そんなこと今更だろう」
即答されて、次の言葉を失う。
「でも……」
好きだと気づいてしまった今、顔を見ていられないというか、腕に手が触れているだけでドキドキが止まらないというか……。
とにかく、胸が苦しくてたまらない。生まれてはじめての恋に、心臓が破裂しそうだ。
「よし、できた」
でも八雲さんは、そんな私の気持ちもつゆ知らず。手際よく手当を終えると、私のヤケドをした腕と反対の右手を掴んで立ち上がる。
「腕のヤケドも軽傷で済んだし、サンドイッチは夜食に取っておいて、上のラウンジで軽く飲まないか?」
いつの間にか手は恋人繋ぎになっていて、これではノーは言えないと苦笑い。
「いいですよ」
彼の手を握り返すと、笑顔で歩き出す八雲さんの後についていった。
「ここに来てからの全般?」
「無理。そんなこと今更だろう」
即答されて、次の言葉を失う。
「でも……」
好きだと気づいてしまった今、顔を見ていられないというか、腕に手が触れているだけでドキドキが止まらないというか……。
とにかく、胸が苦しくてたまらない。生まれてはじめての恋に、心臓が破裂しそうだ。
「よし、できた」
でも八雲さんは、そんな私の気持ちもつゆ知らず。手際よく手当を終えると、私のヤケドをした腕と反対の右手を掴んで立ち上がる。
「腕のヤケドも軽傷で済んだし、サンドイッチは夜食に取っておいて、上のラウンジで軽く飲まないか?」
いつの間にか手は恋人繋ぎになっていて、これではノーは言えないと苦笑い。
「いいですよ」
彼の手を握り返すと、笑顔で歩き出す八雲さんの後についていった。