俺様社長と<期間限定>婚前同居~極上御曹司から溺愛を頂戴しました~
「なんでそうなるんですか!」
「綾花は書作に没頭しすぎているから、なるべく腕に負担をかけないほうがいい。しばらくは家事も全部俺がやる」

 貴士さんの過保護すぎる宣言に、私は目を丸くした。





 


 それから一週間が過ぎ、貴士さんは宣言通りすべての家事をやってくれるようになった。

 私が起きるともうすでに朝食の準備は済んでいるし、お皿を洗おうとすると横からスポンジを奪い取られ『綾花は休んでろ』と説教される。

 しかも浴室での洗髪とマッサージも彼のお仕事になってしまった。
 ちなみにドライヤーで私の髪を乾かすのも貴士さんだ。

 思いきり甘やかされているなぁと、しみじみ思う。

 そしてなにより問題なのが、その過保護すぎる気遣いを心地いいと感じている自分だ。

 貴士さんとの同居期限は、あと一週間しかないのに……。

< 201 / 297 >

この作品をシェア

pagetop