Last note〜バタフライ編

ー「生い立ち」ー

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その頃、青山と烏丸は……。

例の本から、驚きの事実を知った。

青山「烏丸…これって、もしかして。」

烏丸「家系図か……いつか、あげはが大人になる時の為に、陰松さんが残してたんやな。」

そこにあった、1つの名字。

青山「もしかしたら、希望になるかも。」

烏丸「確認しよか。」


例の本には、希望と、
両親の事故の記事があった。

2人はその当時の他の記事を探しに、
本部にある保管所に行った。


青山「あった。この年だ。」

烏丸「ぐは…ようけあるで。」

青山「でも、月で探せばだいぶ絞られる。……この月だ。」

2人で探していると、本にあったのと別の記事が出てきた。

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【炎上車両から、陰松○○さん、○○さん。
発見される。一人娘の3歳少女は、水彩画家、陰松草二の姪だった。

尚、担当の中富丸雄刑事は…】
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青山「中富刑事!?」

烏丸「なんやて!?中富警視長は、この事忘れてるんやろか?」

中富「いや……覚えている。」

青山「わっ!?」

烏丸「びっくりしたぁ…脅かさんといて下さいよ…//」

中富警視長は、2人が本部に来ていると知って、跡を追ってきたのだ。
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