Last note〜バタフライ編
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烏丸「ばっっか野郎!!!」

現場に来た烏丸に早々、叱られた。
難波さんは黙ってため息を零した。

烏丸「散々難波さんが注意しとったのに、なんでこんな事になるんや!?
しかも連れ去ったんが、"jump"やて!?
大概にせぇや!?」

難波「烏丸、少しは落ち着け?
2人とも反省している。」

矢崎「2人もついてながらごめんなさい!」

青山「リーダー向いてなくてすみません」

烏丸「むっ!?…それを言うならはよ匂い辿れや!阿呆!」

烏丸の説教が止まらない。
だが、青山はこれに関しては自分の否を認めていた。

難波「中富警視長には報告したが……
まさかの言葉が返ってきたぞ。」

青山「え?」

難波「"それが、記憶を取り戻すきっかけになったら"……だとさ。」

矢崎「なっ!?///」

青山「……中富警視長が、そんな事を?」

それはとても、冷たい反応だ。
中富警視長もどこか、あげはを憐れみ、想っていると感じていたのに…。

難波「まぁ、無事を祈ると最後に付け加えてはいたが……あまりにも、可哀想だ。」

矢崎「あんのほぼハゲ!!いつか全部毟りとってやる!!」

矢崎さんもご立腹だ。
中富警視が引き取って置いて、CSSに預からせた挙句、逃走中の犯人に捕まっても現場に来る様子もない。
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