Last note〜バタフライ編
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到着した4人の目の前で、
繰り広げられていたのは激しい戦闘。

宙を跳んだりするjumpはともかく、
対戦するのはあの、大人しいあげはだ。

長い黒髪をしなやかに振り乱しつつも、
俊敏なステップで真っ向から"jump"に立ち向かって足技やパンチで攻撃していく。

その姿はまるで、

別人のようだった……。

青山「jumpとあげはちゃんが…なんで!」

烏丸「今、無理に間に入れば巻き込まれそうやな…。」

難波「しかし…あげはちゃんのあの動きは、人間離れしている!//」

矢崎「あんたが言うか!?」

筋肉バカにも程がある!と言わんばかりに嫁が突っ込んだが、夫婦漫才をする場合では無い。

ーーーーーーー

特性を活かして天井に飛び上がったjumpが、
物凄い速さであげはに飛んでいく!!

jump「敵が追いついたじゃねーかぁ!!」


あげは「…ちっ。」

構えたあげはは、攻撃を素早く避けた!
と同時に、壁に足を着地させ、反動でjumpに蹴りをかました!!

ドーンッ!!

jump「がはっ!?//…」
(俺の速さが…通用しねぇ!?)

ガシャンっ!!カラン…!!クルクル…

攻撃をくらい、jumpが倒れ込んだテーブルから、ペーパーナイフが転がり落ちた。

刃物を目にした2人は、
一斉に飛び交かった!!

あげは「っっ!?」
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