Last note〜バタフライ編
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トラックにまた乗り込み、
車をだす。

矢崎さんは、マップをみながら思った。

矢崎「へー、さっきの散策コースの方に滝もあったんだねぇ。」

あげは「滝…?」

矢崎「うん、"水龍の滝"だって。
迫力あるのかなー?見てみたかったー」

あげは「水龍……?」ズキッ!!

あげは「いたっ//」

ズキズキとまた、頭痛がする。

矢崎「あげはちゃん?また頭痛?」

あげは「大丈夫…//すぐ、治まるはず…っぁ!!//」

治るはずが、なかなか治らない。

それどころか、脈も上がり、鼓動も
加速していく……。

矢崎「あげはちゃん!?///
ちょっ!青山くん!車停めて!?」

あげは「ぅ……ぁあ///」

ドクン…ドクン……

さっきの別荘の多い地帯で車を停めた。

烏丸「あげはちゃん?」

青山「大丈夫か…!?//」

あげは「……っ!なにか…っ!!///」

思い出しそう……。

とても……大切なこと…大切な……



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"あげは……っ!!"


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あげは「………っっ!!?///」


白いシャツの襟から覗く、
優しい 笑顔………。


大切な……思い出………??

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