Last note〜バタフライ編
あげは「…………はっっ!!///」


気がつくと、青空が広がっていた…。

矢崎「あげはちゃん…っ!」

青山「気絶したから、びっくりした。
また、なにか思い出したのか?」

烏丸「すげー冷や汗や。タオル持ってくる」

トラックの上で倒れたらしい。

あげは「……わたしなんで…っ
忘れてたんだろう?//」

涙が滲んだ。

矢崎「"水龍の滝"の話をしたら、こうなったの。」

青山「あげはちゃん、話せる?」

あげは「…大切な、思い出。//
青山さん……クロハは、実在するの。」

青山「えっ!!?」

あげは「クロハは……生きてる!//」


風が、強く、柔く揺らいだ……。

森の木々から、海の方へ……。


あげは「見つけてあげなくちゃ…
わたしがっ!!///」


ー"伊豆で、待ってる"ー


クロハが言ったあの言葉は、

青山に向けられた物だと思っていた。

だけど、本当は……

クロハから、あげはへの、

SOSだったのかもしれない………。


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