Last note〜バタフライ編
ー明け方近く。
矢崎さんは物音で起きた。

音の方を見ると、あげはがテーブルで何かしている?

矢崎「…あげはちゃん?眠れないの?」

ぴくりと背を向けたまま、反応したあげは。

あげは「…うん、でも、もう大丈夫。」

そう言うと、とことこと矢崎さんの隣に座り、じっと見た。

矢崎「ん…?どうしたの?」

あげは「お姉さん…一緒に、寝てもいい?」

矢崎(…甘えんぼさん。//)
「いいよ、こっち入りな?」

布団の中に招くと、ゆっくり入ってきた。

そして、矢崎さんに抱きついた。

矢崎「……おやすみ。」

あげは「…おやすみなさい。//」

夏の夜明け……だけど、潮風のせいで、

少しひんやりする。

矢崎さんはあげはちゃんを抱きしめて

また眠りについた。

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