Last note〜バタフライ編

ー「突然のバトル」ー

ーーーーーーー

ー田辺家、別荘前ー

烏丸「すいませーん!!たのもー!!」

ピンポーン…ピンポピンポピンポピンポ…

田辺「騒がしいな!なんだ!?」

少し迷惑そうに出て来た。

田辺「あれ、君は昨日の……って!びしょ濡れじゃないか!何があった…?」

烏丸「こんちはー!いやぁ実は…さっき滝の方に遊び行ったんすけど…うっかりドボンしてもーて……タオルかシャワー貸してもらえへんかなー?って…」

田辺「あぁ……そ、そーでしたか。
なら、とりあえずどうぞ。」

烏丸「すまんなぁーおおきにー!」

烏丸が門をくぐり抜けると、
時差でゾロゾロと3人も入ってきた。

田辺「えっ!?き、君たちも来るのかね?」

青山「すみません、うちの相方が。」

矢崎「お庭綺麗ですねー」

あげは「……」

あげはが、昨日この2階で視線を感じた事を、矢崎さんに耳打ちした。

田辺「すみません…今日は忙しいのでタオルしかお貸しできませんで…。
取ってくるので、ここに居てください!」

バスタオルを急いで持ってくると、烏丸に渡した。

田辺さんは、矢崎さんの後ろにいた女の子に気づく。

この時やっとあげはの存在を確認した。

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